山口県岩国市錦町広瀬

2025年04月16日


西日本のダム巡りに戻る
西日本のダム巡り』 今年の3月に運用が始まった出来立てホヤホヤのダム。
山口県の公式HPから
  平瀬ダムは、二級河川錦川水系錦川の岩国市錦町広瀬地内に位置し、
山口県が管理する多目的ダムです。 錦川は、山口県と島根県の県境に位置する莇ヶ岳(標高1,004m)に源を発し、周南市の向道ダムを経て菅野ダム
付近から流路を北に向け、岩国市錦町出合で寂地山地に源を発する宇佐川を合わせて南転します。 その後、本郷川、根笠川、生見川等を合流しながら東へ向きを転じて岩国市街地に達し、名勝「錦帯橋」の下流で錦川本川(今津川)と門前川に分派して、瀬戸内海に注ぐ、流域面積889.8km2、幹川流路延長約110.3kmの県内最大の二級河川です。
平瀬ダム、猿飛湖見学
  ”本郷発電所”に寄り道する為に山口県北部の山間道路を走り回ったので、どこをどう走ったのかの記憶は薄い。  高校1年生の時に自転車で ”錦帯橋”に行ったことがあり、”平瀬ダム”が錦川下流の ”錦帯橋”も守っているとの話しは個人的に考え深い。
'25年度の山口県のダム巡り
  弥栄ダム ⇒ 小瀬川ダム ⇒ 本郷発電所 ⇒ 平瀬ダム ⇒ 生見川ダム ⇒ 水越ダム
  菅野ダム ⇒ 末武川ダム ⇒ 黒杭川上流ダム ⇒ 黒杭川ダム ⇒ 屋代ダム
平瀬ダム見学
  ”平瀬ダム”の着工は昭和63年(1988年)らしく、完成、運用開始は今年の令和7年3月(2025年3月)なので、出来立てホヤホヤであり、古い地図にはダムもダム湖も出て来ない。
ひらせダムけんがく
Road Map :国道434号線沿い、島根県も近い錦町広瀬に新しく出来たダム。
Route Map:平瀬ダム湖である ”猿飛湖”には新しい周回路が出来ていた。

猿飛湖
従来使っているカシミールの地図では ”平瀬ダム”は
出て来なくて ”国土地理院”の地図を使った。
(平瀬発電所の位置は間違っている。)
参考:山口県のダムカードの発行があるダム。
本日、頂いた ”平瀬ダム”のダムカードと ”平瀬発電所”の発電所カード。
画像をクリックすれば少し拡大します。
ダムの諸元等はダムカード裏側を参照下さい。
ネットから見付けて来た運用開始前の ”平瀬ダム”の上流側。
ダム湖水が溜まった現在では、この姿を見ることが出来ない。
同じく、ネットから見付けて来た運用間も無い ”平瀬ダム”の航空写真。
山口県の公式HPにあった ダムの寸法諸元表。
訳の判らないモニュメントがあったので、解説文を読んで見ると、
”平瀬ダム”の注水前に湖底にあった鉄橋の一部らしい。
写真をクリックすれば解説文が拡大されます。
”平瀬ダム湖”が出来て、早速付けられた愛称が ”猿飛湖”らしい。
左岸側から見た ”平瀬ダム”の正面形状。
運用は本年3月かららしいが、着工はもっと古くからなので
コンクリート面には既に初々さは無くなっていた。
ダム堰堤上部には大きな ”非常用洪水吐き口”があり、複雑な形状をしていた。
湖水は少なく、水位は遥か下方であった。
大洪水時にそなえてなのか、”洪水吐き口”は余裕と思われる面積を取っていた。
ダムの規模の割りに ”発電所”は小さな建屋であった。
ダムのお勉強の為に平瀬ダム公式HPから 解説図を
頂いて来たが、専門用語が多く、結局判らない。
全長300mの天端道路は1車線であり、車両は進入禁止となっていた。
観光目的なのか? 幅広い遊歩道が併設されていた。
堰堤の上流側、下流側は不愛想な施設の建屋が並んでいたが、構造、機能は不明である。
ダム堰堤から見た ”平瀬ダム湖”は水が少なく残念であった。
このダム湖を見て ”猿飛湖”の愛称がピンと来ない。
”平瀬発電所”は山口県のみが始めた ”発電所カード”の対象らしいが、
カード発行元が、ダム管理所では無いので困ったものだ。
ダム堰堤を右岸まで歩いて引き返す。
正面に見える道路がダム展望所の代わりになりそうであったが行かなかった。
左岸にある ”菅野・平瀬ダム統合管理事務所”に行き、ダムカードを頂く。
発電所カードはダム管理所では扱っていないのでややこしい。
”平瀬ダム”の詳しい解説は ”平瀬ダムPDF”を参照願います。